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認知症について ⑥せん妄との鑑別

『認知症』といえば、誰もが他人ごとではない気になるワード。今や85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。最近ではココフルにも、認知症予防の為の教室依頼も増えてきました。認知症予防には食事と運動!と言われていますが、皆さんはどんなことを実践されていますか?

しかし、そもそも『認知症』って?いったいどんな病気なのでしょうか??予防する為にも、まずはしっかりと『認知症』を知る事が大切です。
前回は⑤レビー小体型認知症ついて記載しました。久しぶりになりましたが、今回も『認知症』について考えていきましょう。

 
認知症について ⑥せん妄との識別

①から⑤にわたって認知症について学んできましたが、認知症と一言に言っても、様々な症状を持った認知症があることが分かりました。では、今回は認知症と間違えやすい病気、区別すべき病気について知識を深めていきたいと思います。

区別すべき病気としてあげられるものは以下のようなものがあるようです。


●せん妄
●一過性脳虚血発作

●甲状腺機能低下症
●ビタミン欠乏症
●うつ病による仮性認知症
●薬剤性

●生常圧水頭症
●慢性硬膜下血腫



このように、たくさんあるのですね。では、今回はせん妄との鑑別をまとめていきます。
まずせん妄とは何でしょう?

「急性の脳機能障害で、意識狭窄・変容の一型である。高齢者ではしばしばみられ、器質性脳疾患、身体疾患、薬物などが原因となる。短期間のうちに現れる軽度から中等度の意識障害に、特徴的な幻覚、錯覚、不安、精神運動興奮、失見当識などを伴う。発症は急激で日内変動が目立ち、夜間に悪化することが多い(夜間せん妄)。」
~脳科学辞典参照~
 

せん妄とは意識障害が起こり、頭が混乱した状態になっていることを言います。最近の出来事を忘れたり、今いる場所が分からなくなったりして会話がかみ合わなかったりすることから認知症と間違いやすいのですね。せん妄だけであれば認知症と違って一時的な症状で、回復は可能だとされているそうです。

【せん妄が起こる原因】
●体調が悪い(脱水やひどい便秘など)
●環境の変化(環境の変化による睡眠不足など)
●昼夜逆転
●薬の副作用
●ストレス



原因をみると、誰にでも起こりうることばかり。。。改善できる生活習慣は今すぐ改めたいですね。
 
認知症について次回もまた一緒に考えましょう

認知症についての関連記事はこちら
→①もの忘れと認知症
→②MCI(軽度認知障害)って何?
→③アルツハイマー型認知症
→④脳血管性認知症

→⑤レビー小体型認知症