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認知症について ⑤レビー小体型認知症
『認知症』といえば、誰もが他人ごとではない気になるワード。今や85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。最近ではココフルにも、認知症予防の為の教室依頼も増えてきました。認知症予防には食事と運動!と言われていますが、皆さんはどんなことを実践されていますか?
しかし、そもそも『認知症』って?いったいどんな病気なのでしょうか??予防する為にも、まずはしっかりと『認知症』を知る事が大切です。
前回は
④脳血管性認知症ついて記載しました。では、今回も『認知症』について考えていきましょう。
認知症について ⑤レビー小体型認知症
レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。アルツハイマー型が女性の発症率が高いのに比べ、レビー小体型は男性の方が多く、女性の約2倍と言われています。1976年に日本の小阪憲司(現横浜市立大学名誉教授)らによって発見されたそうです。
レビー小体とは、神経細胞の中にみられる異常なたんぱく質の塊です。レビー小体が脳の大脳皮質(人がものを考える時の中枢的な役割を持っている場所)や、脳幹(呼吸や血液の循環に携わる人が生きる上で重要な場所)に広く現れると、その結果認知症になります。レビー小体がたくさん集まっている場所では、神経細胞が壊れて減少している為、神経を上手く伝えられなくなり、認知症の症状が起こります。 レビー小体型認知症は時間帯や日によって認知機能に変動があり、調子がよい時と悪い時を繰り返しながら進行していきます。ときに急速に進行することもあるそうです。
レビー小体型認知症の特徴
●幻視や錯視がある(実際に見えないものが見えるなど)
●パーキンソン病のような症状がでる(手が震える、小刻みに歩くなど)
●認知機能の変動がある(頭がはっきりしている時とぼーっとしている時が繰り返して進行)
●うつ病のような症状がでる(気分が沈み悲しくなり、意欲が低下するなど)
認知症について次回もまた一緒に考えましょう
認知症についての関連記事はこちら
→①
もの忘れと認知症
→②
MCI(軽度認知障害)って何?
→③
アルツハイマー型認知症
→④
脳血管性認知症