スタッフ全員が健康運動指導士! 福岡からあなたの健康をサポートします!
 
【事務局】  福岡市南区清水1丁目24-31 浪花モンテビヤンカ3F 
      ☎ 092-555-2590 / fax 092-555‐2724 / 📧 info@cocorofullfull.com  
 

【ココフル】
シニア世代からキッズまで幅広い世代の健康やカラダ作りについて考える
運動(トレーニング)を通じて、心を通わせながら笑顔で前に進んで行く
そんなコミュニティを創造していく 

認知症について ⑤レビー小体型認知症

『認知症』といえば、誰もが他人ごとではない気になるワード。今や85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。最近ではココフルにも、認知症予防の為の教室依頼も増えてきました。認知症予防には食事と運動!と言われていますが、皆さんはどんなことを実践されていますか?

しかし、そもそも『認知症』って?いったいどんな病気なのでしょうか??予防する為にも、まずはしっかりと『認知症』を知る事が大切です。
前回は④脳血管性認知症ついて記載しました。では、今回も『認知症』について考えていきましょう。
 
認知症について ⑤レビー小体型認知症

レビー小体型認知症
は、アルツハイマー型認知症に次いで多い認知症です。アルツハイマー型が女性の発症率が高いのに比べ、レビー小体型は男性の方が多く、女性の約2倍と言われています。1976年に日本の小阪憲司(現横浜市立大学名誉教授)らによって発見されたそうです。

レビー小体とは、神経細胞の中にみられる異常なたんぱく質の塊です。レビー小体が脳の大脳皮質(人がものを考える時の中枢的な役割を持っている場所)や、脳幹(呼吸や血液の循環に携わる人が生きる上で重要な場所)に広く現れると、その結果認知症になります。レビー小体がたくさん集まっている場所では、神経細胞が壊れて減少している為、神経を上手く伝えられなくなり、認知症の症状が起こります。 レビー小体型認知症は時間帯や日によって認知機能に変動があり、調子がよい時と悪い時を繰り返しながら進行していきます。ときに急速に進行することもあるそうです。



レビー小体型認知症の特徴
●幻視や錯視がある(実際に見えないものが見えるなど)
●パーキンソン病のような症状がでる(手が震える、小刻みに歩くなど)
●認知機能の変動がある(頭がはっきりしている時とぼーっとしている時が繰り返して進行)
●うつ病のような症状がでる(気分が沈み悲しくなり、意欲が低下するなど)
 
認知症について次回もまた一緒に考えましょう

認知症についての関連記事はこちら
→①もの忘れと認知症
→②MCI(軽度認知障害)って何?
→③アルツハイマー型認知症
→④脳血管性認知症