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認知症について ①もの忘れと認知症
『認知症』といえば、誰もが他人ごとではない気になるワード。今や85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。最近ではココフルにも、認知症予防の為の教室依頼も増えてきました。認知症予防には食事と運動!と言われていますが、皆さんはどんなことを実践されていますか?
しかし、そもそも『認知症』って?いったいどんな病気なのでしょうか??予防する為にも、まずはしっかりと『認知症』を知る事が大切です。そこで『認知症』について教室でお話しさせていただくことも含め、まとめていきたいと思います。
認知症について ①もの忘れと認知症
誰でも年齢とともに、もの覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。こうした「もの忘れ」は脳の老化によるものです。しかし、もの忘れ=認知症なのでしょうか?認知症は何かの病気によって起こる症状や状態の総称です。進行すると社会生活や日常生活に支障が出てくるようになるのが認知症です。
もの忘れは脳の生理的な老化。体験したことの一部を忘れます。
例えば、鍵や財布をどこかに置いたのに、どこに置いたかを思い出せない。また、昨日の食事で何を食べたか思い出せないということよくありますよね。こういったものは単なるもの忘れ。何かヒントがあれば思い出したりします。「最近、もの忘れがひどいわ。」と、忘れっぽいことを自覚しているのも認知症ではないもの忘れの特徴でもあります。
一方
認知症は、脳の神経細胞の変性や脱落が起こっています。
その場合、鍵や財布をどこかに置いたというその事自体を忘れてしまいます。食事も、内容ではなく、食べたこと自体まるまる忘れてしまうのです。
忘れたことの自覚がなく、だんだん進行し、日常生活にも支障をきたすようになってくるのが認知症です。
認知症は、老化による単なるもの忘れと区別がつきにくい病気です。
「年のせいかな・・・」と自分自身もまわりの家族も思ってしまいがちです。認知症を知り、予防に努め、なってしまった時の対処の仕方まで知っておくことは思った以上に大事なことかもしれません。
認知症について、次回もまた一緒に考えましょう