はじめまして、NPO法人ココフル代表の今井淳一と申します。
2020年より、前代表の下釜より引継ぎ、新代表に就任いたしました。
ココフルのテーマは、
「ココロとカラダの健康デリバリー」
NPO活動はまだまだ世間には周知されていない現状ですが、シニア世代をはじめ多くの世代の方へ
体操やトレーニングなどを通して、
健康とアンチエイジングをお届けしようと福岡をはじめ多くの地域に出張型サポートとして活動しております。
2020年はコロナの影響、その現状に直面し、自分のカラダは自分自身で守っていかなければいけないということ、
皆さまも健康であることの大切さを痛感したのではないでしょうか。そのような中で、我々の活動でできることは、
多くの皆さまに運動やトレーニングなどで強いカラダ作りを行うことを日常の中に取り入れていただくことや、
楽しく笑顔になれるコミュニティの場を作って、健康づくりを行うことも大切であると改めて考えさせられました。
今後も、前代表の下釜には、より現場で力を発揮してもらい今まで以上に力を合わせて、
我々の活動の責務を十分に理解しつつ、引き続き活動していきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
NPO法人ココフル 代表理事 今井淳一
はじめまして。前代表の下釜と申します。
このたびはココフルのホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
私は、これまで自身がやってきた運動指導、人々の健康づくりをサポートする仕事を通して、もっとたくさんの人を元気にしたい!
もっとたくさんの人の笑顔が見たい!!
なかでも、私が1番サポートしていきたいのは高齢者です。
総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合を高齢化率といいますが、世界保健機構(WHO)や国連の定義によれば高齢化率21%を超えた社会を【超高齢社会】といいます。日本はすでに2007年に【超高齢社会】に突入し、さらに今後も高齢化率の上昇は続くとみられ、私たちも掲げている介護予防というキーワードはますます重要になってくるでしょう。
ココフルは、カラダを動かすことを通じて介護予防や健康づくりをサポートし、地域に貢献する活動をしていきます。
主任 下釜純子 (前代表)
-(以下、下釜談)-
私が初めて運動の指導者としてお仕事をさせていただくようになったのは、フィットネスクラブです。一スタッフでは物足りず、資格を取りインストラクターとなりました。フィットネスクラブには運動が好きな方、運動したい方が自分でお金を払っていらっしゃいます。中には“運動をしなければならない人”が必要に迫られてこられていましたが長く通われる方はやはり前者が多かったように思います。年齢層は幅広く、もちろんここにも“高齢者”と呼ばれる方々もいらっしゃるのですが・・・今思うと年齢不詳でとてもお元気な方ばかりでした。
~高齢者との出逢い~
そんな私が“高齢者の運動指導”に多く関わるようになったのは、フィットネスクラブを飛び出して、出張体操教室を行うようになってからです。それが今のココフルのスタイルとなりました。それまではフィットネスクラブに来る【元気な方】【自主的な方】【運動が好きな方】が参加者だったのですが、地域に出てみると、そこには【思うように動けない方】【体力レベルの低い方】【近くの公民館に来るのがやっとの方】などがたくさんいらっしゃったのです。そんな方々と出会い、自分が本当に運動を届けなければいけないのは、地域の高齢者ではないかと考えるようになりました。
ココフルという名前は、“カラダを動かすことを通じてたくさんの人々のココロを満たしたい”という想いが込められています。
シニア世代からキッズまで幅広い世代が、ともに健康やカラダ作りについて考え、
運動(トレーニング)を通じて、心を通わせながら笑顔で前に進んで行く。
そのようなコミュニティを創造していくことが我々のミッション
カラダを元気にすることはもちろん、ココロの健康にも重きを置き活動しています。
実際の教室の雰囲気づくり、参加者同士の繋がりや笑顔を大切にし、ココロが満たされる時間を共有していきたいと願っています。
年代や目的によってニーズは異なる
そんな当たり前のことにしっかりと応えていきたい
ココフルの体操教室は、特に高齢者向けに特化しています!出張型にこだわるのもその為です。
地域には“公民館にならなんとか自分で行ける”という高齢者は意外に多く、その方々の生活範囲の中に出向くことで、より多くの方が参加できるチャンスが生まれます。カラダを動かす機会が増え、カラダが元気になることで、色んなことにチャレンジする気持ちが生まれます。“できる”が増えると自分に自信がつきます。教室で体操をしながらたくさんの人と接することでココロもどんどん健康になるのです。ココフルの体操教室は、ココロとカラダの健康を目指しています。たくさん笑い、たくさん話し、気持ち良くカラダを動かすことでその方の毎日が、今よりもう少し豊かになる応援をしたいと思っています。
動くだけでなく、参加者同士の繋がりを大切にする。これは、地域のコミュニティづくりに繋がると考えます。核家族化、個人情報の問題など、現代はご近所づきあいも少なく、隣に誰が住んでいるのか知らないというような状況は当たり前にあります。このような社会はだんだんと孤立を引き起こし、引きこもりや孤独死などの問題にまで発展しています。その為、地域の体操教室が一つのきっかけとなり、地域のコミュニティづくりに貢献することも、私たちの掲げるミッションの一つです。体操教室で定期的に顔を合わせることで、お互いの安否確認になります。互いに声を掛け合い支え合ったり、助け合ったりできるコミュニティづくりのきっかけ、それが地域で行う体操教室にはあるのです。
【アンチエイジング】とは、加齢による身体の機能的な衰え(老化)を可能な限り小さくする事。「いつまでも若々しく」ありたいとの願いを叶える抗老化医学(老化を防ぐために行う行為の総称)の事です。
ココフルの体操教室では、心・体(姿)・脳・歩き方のアンチエイジングをテーマとした体操を行います。アンチエイジングと言っても老化を防ぐのではなく、前向きに捉え、年の重ね方(エイジング)にとことんこだわっていこうというもの。年を重ねるごとに何かを諦めていくのではなく、年を重ねるごとに若々しいシニアを増やしていきたいと思っています。いくつになってもなりたい自分を目指したり、アクティブな毎日を創造していくための心・体(姿)・脳をカラダを動かす事、人と関わることによって引き出し、アンチエイジングによる介護予防を行っていきます。
当たり前のようですが、トレーニング指導や体操教室を行っている現場では、意外にそのことが蔑ろにされています。例えば、チームスポーツでは勝つための練習やトレーニング、その時に上手な子どもだけを見ているなど、将来のあるキッズ&ジュニアという子供たちが、本当にもったいない!!
1日1日しっかりとそして急激に成長している子供たちに、将来を見据えた指導をしていくことを常に考えています。
みんながみんな外で遊ぶことやスポーツをすることが好きなわけではありません。もちろん好きな子どもや得意な子どもたちにはその分野や得意をもっと伸ばしてほしいです。しかし、苦手な子どもにも大切なカラダ作りもあります。それが体幹です。体幹トレーニングは、どのような子どもにとっても、鍛える・動かすことが必要不可欠な部位です。姿勢にも大きく関係します。そんな体幹を特に重要視して、指導に当たります。
働くオトナ世代は、とにかく忙しい。 そんなことは分かっています。ただ、忙しいを理由に自分の健康づくりを後回しにしていいかというと、いいわけありません。忙しいからこそ、毎日パワフルに活動しなければいけないからこそ、自分のカラダに目を向けることが重要なのではないでしょうか?
仕事、家事、育児、趣味などなど・・・やりたいことをやるためには、健康ありきです。当たり前のことだから、当たり前のことすぎて、ヒトは後回しにするのかもしれません。でも、自分の貴重な時間を、自分のカラダやココロの健康づくりに投資できるかどうかで未来は大きく変わります。素敵なオトナは、やっぱり自己投資をしています。時間はつくるもの。いつまでも時間がないを言い訳にしていると・・・恐ろしいことになりますよ。。。
仕事終わり、へとへとのカラダでジムに通っている方は本当に頭がさがります。いつもいつもいつも頑張っているオトナの皆さん。たまにはがんばらないをがんばりませんか?運動は、決して鍛えることばかりが大切ではありません。ちゃんと自分のカラダを感じること。今、自分のカラダにとって何が必要かを感じることも大切なことです。
しっかりと深い呼吸ができていますか? カラダがきつすぎるところはありませんか?
そのような時は、そのようなカラダに必要な運動やエクササイズがあります。ココフルの教室ならできます。働く世代のオトナは、その見極めも大事。がんばるべきか、がんばらないをがんばるべきか。たまにはがんばらないをがんばりましょう。