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認知症について ③アルツハイマー型認知症
『認知症』といえば、誰もが他人ごとではない気になるワード。今や85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。最近ではココフルにも、認知症予防の為の教室依頼も増えてきました。認知症予防には食事と運動!と言われていますが、皆さんはどんなことを実践されていますか?
しかし、そもそも『認知症』って?いったいどんな病気なのでしょうか??予防する為にも、まずはしっかりと『認知症』を知る事が大切です。
前回は
②MCI(軽度認知障害)って何?ついて記載しました。では、今回も『認知症』について考えていきましょう。
認知症について ③アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症は、認知症のうちおよそ半数を占める三大認知症の中の一つです。名前の通り、アルツハイマー病が原因となっている認知症の事です
。アルツハイマー病は記憶や思考に障害を生じる脳の病気で、1906年にドイツのアルツハイマー医師によって初めて症状が報告されました。その多くは65歳以上で発症し、ゆっくりと、しかし確実に症状が進行していきます。男性よりも女性に多いとされているそうです。もともと、アルツハイマー病は65歳未満の人に起こる病気とされていて、高齢者の認知機能障害とは区別されていました。しかし、脳内に起こる異常に共通点が多いことから、両者をまとめて「アルツハイマー病」と呼ぶようになりました。
アルツハイマー病は脳の萎縮が起こっています。主に大脳のなかの『大脳皮質』と『海馬』と呼ばれる二か所に集中してダメージを受けるため『大脳皮質』の記憶・認識・判断・思考・運動・感情・言語の理解と表現、そして『海馬』の司る学習と記憶に影響を与えます。そのため、代表的な症状である「物忘れ」や時間や場所などがわからなくなる「見当識障害」などが引き起こされるのです。
アルツハイマー型認知症の特徴
●記憶障害が起きる
●判断能力が低下する(料理の手順が分からない・服がちぐはぐ)
●
失認、失行など見当識障害が起きる(日付が分からない・居場所が分からないなど)
●様々な周辺症状が出る(物盗られ妄想・徘徊・介護拒否など)
認知症について、次回もまた一緒に考えましょう